踵 |
音 | 【漢音】ショウ 【呉音】シュ |
訓 | くびす, つぐ, いたる, しきりに, ついで |
解 字 |
会意兼形声。 「足+音符重(おもみがかかる)」。 |
意 味 |
(1)くびす。かかと。体重のかかる足のかかと。 《類義語》⇒踝(カ)(くるぶし)。「旋踵=踵を旋らす」 「摩頂放踵、利天下為之=頂を摩し踵を放つも、天下を利せんとしてこれを為す」〔孟子・尽上〕 (2)つぐ。すぐあとに続く。あとを追う。「踵武(ショウブ)」 (3)いたる。あとをたどっていく。また、たずねていく。 「踵門而告文公曰=門に踵りて文公に告げて曰はく」〔孟子・滕上〕 (4)しきりに。ついで。あとからあとから。引き続いて。 「踵見仲尼=踵いで仲尼に見ゆ」〔荘子・徳充符〕 |
家 族 | 重(足でトンと地面をつく)と同系。 |
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