司馬遼太郎が好き!(2) |
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「竜馬がゆく」がラストに近づくと・・・。 これから先は「ゆっくり読もう」と思う。まだ竜馬に死んでほしくないからだ。残りのページを目分量ではかりながら「まだ大丈夫」と、安心していると・・・。 突然に竜馬の最期がやってくる。 誰にとっても「竜馬がゆく」は、司馬作品の読み始め。初心者。まだ作法も知らず、その手法にもならされていないウブなころ。だからだまされてしまう。 「まだページは残っている」のだが、最終ページが「小説」の終わりなのではない。本当のあとがきの前に「あとがき風」の記述が・・・。
身がまえる前に竜馬の最期をむかえ、うろたえる。涙がポロポロ。心にはポッカリ穴が空き、腑抜けの状態に。 |
それからは、食事もノドを通らない。何週間も。 魂がぬけたまま、空白の時が流れてゆく。 あれから●●年。司馬遼太郎逝去のニュース。 あの時とおんなじだ。
「竜馬が死んだ」がフラッシュバック。
【写真1】【写真2】【写真2】【写真3】【写真4】
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