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『漢字の話U』(藤堂明保・朝日新聞)より
※「東」「同」「通」「衝」「童」「用」 の家族へ!
同という字は、四角い板を表す♯という印のまん中に、丸い穴をあけて、突き通したことを表したのがもとの形。つまり「つつぬけ」にしたことを表現したもの。
<トウ・ドウ>
筒 ── つつぬけになった竹づつ。
洞 ── つつぬけのほら穴。
胴 ── 身体のうちつつ状の部分。
同 ── 筒や胴は、どこを切っても、同じ太さ、同じ形をしている。 → 同じ。
桐 ── 筒のような、胴体のような姿をして立つ木。
では、キリを「桐」というのはなぜであろうか。キリの木の幹は、筒(竹づつ)のような、もしくは胴体のような姿をしてぬっと立っている。キリを桐(ドウ)というのは、その幹の姿に着目した命名であるといってよい。
(もどる)
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