鐘 


【漢音】ショウ 【呉音】シュ
かね


会意兼形声。
は、目をつきぬいたどれいのこと。つきぬく意を含む。また、の原字で、どんとつく意。
鐘は「金+音符」で、中を中空につらぬき、どんとついて音を出す銅製のかね。


(1)かね。打楽器の一つ。青銅製で、多くは十二律にあわせた十二個をひと組として用いた。また、つりがね。
  《同義語》⇒鍾。「編鐘」「梵鐘(ボンショウ)」「半鐘」
(2)時を知らせるかね。また、とけい。「自鳴鐘」

(ショウ)(まっすぐつく)・(つき通す)などと同系。

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