童 |
音 | 【慣用音】ドウ 【漢音】トウ 【呉音】ズウ(ヅウ) |
訓 | わらべ, わらわ |
解 字 |
![]() 東(トウ)(心棒をつきぬいた袋、太陽がつきぬけて出る方角)はつきぬく意を含む。 童の下部は「東+土」。重や動の左側の部分と同じで、土(地面)をつきぬくように↓型に動作や重みがかかること。 童は「辛(鋭い刃物)+目+音符東+土」で、刃物で目をつき抜いて盲人にした男のこと。 |
意 味 |
(1)もと、目を刃物で突きぬいて見えなくした男のどれい。また、男の罪人をどれいとしたもの。のち、雑用をする男の召使。男のしもべ。 《同義語》⇒僮。《類義語》⇒僕。「童僕(男のどれいや召使)」 (2)わらべ。わらわ(わらは)。まだ物事のはっきり判断できない幼い子ども。おさなご。 ▽十五歳で成人して冠者となる。「童蒙(ドウモウ)(道理のわからない子ども)」「童子」 (3)幼い子どものようなようす。また、ぼうず頭。「童山(はげ山)」 |
家 族 | 棟(トウ)(つきぬくむねの木)・通(トウ)・(ツウ)(つきぬく)などと同系。 |
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