叫 |
音 | 【呉音】【漢音】キョウ(ケウ) |
訓 | さけぶ、さけび、 よぶ |
解 字 |
会意兼形声。 右側は、糾(キュウ)の原字で、なわをよじりあわせたさまを描いた象形文字。叫はそれを音符とし、口を加えた字で、ノドをしぼってさけぶことで、しめよせる意を含む。 |
意 味 |
(1)さけぶ。さけび。 のどを絞めてかん高い声でさけぶ。また、さけび。 《同義語》⇒僅。「絶叫」 「或不知叫号=或いは叫号するを知らず」〔詩経・小雅・北山〕 (2)《俗語》よぶ。…と命名する。…とよぶ。 (3)《俗語》させる(使役)・される(受け身)の意をあらわすことば。 |
家 族 | 糾(なわをよじる)と同系。交(よじりあわす)・絞(コウ)(しぼってよじる)とも縁が近い。 |
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