球 |
音 | 【漢音】キュウ(キウ) 【呉音】グ |
訓 | たま |
解 字 |
会意兼形声。 求は、からだに巻いて締める皮ごろもを描いた象形文字。裘(キュウ)の原字。球は「玉+音符求」。⇒求 |
意 味 |
(1)たま。 中心にむけて、ぐっと引き締まったまるい美玉。 求心力によって丸くまとまった形。 転じて、まるく締まった玉状のもの。 ▽数学では、半円を直径のまわりに一回転させた立体を球といい、同体積の立体のうち、表面積が最も小さい。 《類義語》⇒珠。「地球」「球根」 (2)たま。 まるいボール。 《同義語》⇒毬(キュウ)。 《類義語》⇒丸。「野球」「球技」 |
家 族 | 手+求(キュウ)(中心にむけて締める)・救(ぐいと引き締める、すくう)などと同系で、鞠(キク)(まり)・菊(中心に向けてまるく締まったきくの花)などとも縁が近い。 |
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