峨 | |
「嵯峨なり。山+我声」 ・・・ 山のかどばったさま。「嵯峨」(サガ) とは、「嶄崟」(ザムガム) と同じく、山のゴツゴツしたさま。
※ 『漢字語源辞典』(学燈社) p.591
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音 | 【呉音・漢音】ガ 【ピンイン】e2 | 訓 | けわしい | 解 字 |
会意兼形声。 我は、ぎざぎざの刃のついたほこを描いた象形文字。峨は「山+音符我」で、山頂がぎざぎざにとがった山のこと。 |
意 味 |
(1)けわしい(けはし)。山がぎざぎざとしたさま。「峨峨(ガガ)」「嵯峨(サガ ぎざぎざの山)」 (2)折りめがつき、高くとがったさま。「峨冠(ガカン 高い冠)」 (3)高く角ばらす。はっきりと、かどめをつける。「峨大冠=大冠を峨す」〔劉基・売柑者言〕 |
家 族 |
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