岸 | |
「水厓にして高きもの。(「山+厂)+干声」 ・・・ 峨 の対転に当たるコトバで、厂型のがけ、きしの意。
※ 『漢字語源辞典』(学燈社) p.593
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音 | 【呉音・漢音】ガン 【ピンイン】an4 |
訓 | きし |
解 字 |
会意兼形声。 厂は、厂型に切りたつさま。岸の下部は「厂+音符干」の形声文字。 岸はそれを音符とし、山をそえた字で、厂型にかどだった水ぎわ。 |
意 味 |
(1) きし。厂型にかどだった水ぎわ。「河岸」 「細草微風岸=細草微風の岸」〔杜甫・旅夜書懐〕 (2) 「道岸(ドウガン)」とは、道の行きづまりのがけ。 (3) 「岸然(ガンゼン)」とは、厂型に切りたったさま。 |
家 族 |
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