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「馬×3+木」(森並びの「馬」の下部に「木」)
〔T〕シン 〔集韻〕疎臻切[眞]
〔U〕シフ・ジフ〔集韻〕仕「口+耳+戈」切[緝]
〔T〕
(1)おほくてさかんなさま。
〔説文〕「馬×3+木」、衆盛也、从木「馬×3」聲、逸周書曰、「馬×3+木」疑沮事。
(2)衆馬の行くさま。
〔玉篇〕「馬×3+木」、衆馬行「白+儿」。
〔U〕木のさかんなさま。
〔集韻〕「馬×3+木」、木盛「白+儿」。
※諸橋轍次の「大漢和辞典」は、「用例」をたくさん集めていますので、出典を示すのには役立ちますが、「ことば」そのものにせまることには弱いかもしれません。
「馬×3」(「森」と同じ並び)
〔T〕ヒウ・ヒユ〔集韻〕悲幽切[尤]
〔U〕ヘウ 〔集韻〕卑遙切[蕭]
〔V〕シフ・ジフ〔集韻〕任「口+耳+戈」切[緝]
〔W〕キウ・ク 〔集韻〕香幽切[尤]
〔T〕〔U〕〔V〕
(1)多くの馬。
〔説文〕「馬×3」、「目+人×3」=「衆」馬也、从三馬。
(2)多くの馬のはしるさま。
〔玉篇〕「馬×3」、走「白+儿」。
〔集韻〕「馬×3」、「目+人×3」=「衆」馬走也。
=あとは省略します=
【解字】会意。馬を三つ合す。三つ合するはそのものの多いことをあらはす。故に馬三つを合して多くの馬をあらはす。
※要するに、「森」「人×3」(衆の下部)などと同じ発想でつくられた字ですね。
「馬×3」(横並び)
テイ 騁の古字。
〔集韻〕騁、古作、「馬×3」
「龍×X」の用例の根拠が示されていません。(出典はありますが)
要するに、漢字は勝手にどんどんつくられますから、流通していないものまで拾い上げると無限にあります。
だから、一般の辞書には、このようなたぐいは掲載されていないのでしょう。
同じ、勝手につくるにしても、法則に則ってつくるか、または頓知をきかせて、読む人に「ああ、なるほど」と唸らせたいものです。
次に、「馬×3」です。(2種類)
最後に、「龍×4」です。
テツ・テチ 〔字彙補〕知孑切[屑]。
言葉が多い。多言。
〔字彙補〕「龍×4」、多言。
次に、「龍×3」です。(「森」と同じ並び)
タフ 〔玉篇〕音沓
龍の行くさま。
〔玉篇〕「龍×3」、龍行也。
まずは、「龍×2」です。
これは、龍が横に2つ並んだ字です。
〔T〕タフ・ドフ 〔集韻〕達合切
〔U〕サフ 〔集韻〕悉合切
〔T〕〔U〕
(1)飛龍。又、龍の飛ぶさま。
〔説文〕「龍×2」、飛龍也、从二龍、讀若沓。
〔廣韻〕「龍×2」、龍飛之状。
(2)おそれる。
〔六書精蘊〕「龍×2」、震怖也、二龍竝飛、威靈盛赫、見者氣奪、故「龍+言」从此省。
【解字】会意。二つの龍字を合わせて、二龍ならびとぶを示し、飛龍の意を表はす。
夕方、用事を済ませた後、図書館へ行き、
諸橋轍次の「大漢和辞典」を見てきました。
前々から、調べたいと思っていたので、ちょうどよかったです。
帰宅後、用を済ませた後、疲れて眠ってしまいました。
さきほどめざめましたので、
今から書き込みます。
更新のお知らせをしようと思ったら、
久しぶりの書き込みがあったのですねえ。
忙しさも一段落しましたが、
でも、今日は15:00頃までは用事が入っていますので、
よんりさん、Jちゃん
レスポンスにはしばしご猶予を!
※
「龍×4」の漢字は、学生時代アメリカ人に見せられました。
漢英辞典の解説は「dragons moving」でした。
直訳は「動いている龍」
ですが、たぶん漢和辞典の解説とは違うと思います。
これは、諸橋轍次の「大漢和辞典」にしか掲載されていない?ということで
有名な漢字です。(まだ調べていません)
「粥」については、即答できると思います。
今から、用事が入りますので、お返事は夕方に・・・
はじめまして!すばらしいサイトを見つけてときめいてます。
このサイトトに辿り着いたのも、昔、総画数の一番多い漢字は、「龍」を3つ重ねた(森のように)ものだと教えてくれた人がいたんですが、それがなんて読むのか、どういう意味なのか知りたくて漂流してたら、流れ着きました。漢和辞典に載ってないので、中国の漢字ですか?
さらに、龍を2つ横に並べた文字もあるようで、解説していただけますでしょうか?
あと2つほど。
このサイト読んでて、「めかど」という言葉があったんですが、辞書引いても載ってません。どういう意味なんですか?
とどろきを変換すると、驫木という、馬が3つ重なった字が登場してきました。
このとどろきはどういう意味なんでしょうか?
すいません、たくさん質問してしまいましたが、よろしくお願いします。