文字「文」と「字」

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漢字の種類

  ■□■ 漢字の種類(成り立ちによる分類)□■□


象形文字「文」
指事文字
会意文字「字」
形声文字

※今日では、「文字」という熟語になっていますが、昔の人は
「文」と「字」とを区別していました。「文」とは、さまざま
な事物をまるで「もよう」をえがくように書きあげたもの。
「文」とはつまり「紋(もよう)」のことです。象形文字指
事文字がそれにあたります。

 これに対して、すでにできあがった「文」(もようのもじ)
を組み合わせて、しだいに増補(ふやしていった)したのが、
「字」です。生物が増し増えることを孳乳(ジニュウ)といい
ますが、あたかも動物が子を産みふやすように、しだいに増加
していったのがこの「字」であったのです。字とは孳(ふえる)
や滋(ふえる)と同じ意味なのです。

字−孳−滋
 形声文字会意文字のように、すでに作られた象形文字指 事文字をいろいろに組み合わせて増やしたのがこの「字」なの です。したがって、漢字を大きく分けた場合には、この「文」 と「字」の二種類になります。
※「漢字の種類」(成り立ちによる分類)について ※「転注文字」・「仮借文字」について ※「形声文字」について  形声文字 つくりは「音」を表す=つくりは「意味を表す」

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